
私も実は販売出来なくて持って帰ったこのヒインコちゃんが
1羽います。「飼育出来なくなったインコの引取りが有るけど」
と3年位前に成りますが連絡が有り極度な毛引き症で
有るとの事も聞いては居ました。
価格は3万・・・・通常なら仕入れません。
しかしヒインコと成ると気に成って(この種に特別な愛情が湧く為)
来た時はアンさんには馬鹿にされました。
引き取った同業者にもボロクソ文句を言っていました。
羽、尾羽もボロボロでセキセインコのコロ見たいに
亀が転がって居るかの様でした。今はやりのPDFDか????
店頭には置けないので私が個人的にお金を出して持って帰りまし
た。他の小鳥に(病気ならば)移っては行けないと
10畳の薄暗い物置の奥に1羽だけで365ゲージに入れて
置きました。朝の1回だけ、ほんの5分程度の管理のみ・・
しかしその5分程度の時間に彼女(ヒインコ)は喜び踊り嬉しそ
うにするのです。前飼育者がどうして手放したのか解りませんが
何かの理由が有った事でしょう。
虐待は受けてなかったと思います。それは彼女がとても
良い性格に育っているから。彼女は段々と私に心を開き私の前で
盛んにダンスする様に成りました。
お腹の羽以外は綺麗に成って来て逃げても良いから出しちゃえと
籠から出して外にもちょこちょこと付いて来る様に成りました。
アンさんはほうきを持って掃除中にほうきに喧嘩をうって来る為
アンさんには近づきもしません・・・・・彼女は確実にアンさん
を嫌っています。

奥にもう1羽いますがこの子は私が初めてヒインコの繁殖に
成功した1羽です。
親達は病気で次々に死なせてしまいました。
商売ですのでお金は回りますがヨウムちゃんのブログを
拝見してグッと来る物が有り忘れかけていた大事な事を思い
させられました。私も皆さんにはお見せできませんがこのヒ
インコちゃんは生涯私が面倒を見ます。
ヨウムちゃんも本当に良い方に会えて良かったと思います。
前飼育者には何の責任も無いと思います。
毛抜きと本当にやせ細って居ましたが無理やり給仕したり
アンさんもお気に入りの性格の良い子でした。商品として
考えれば価格が付かない子に成ますが命の繋ぎ役としては
現飼育者には本当に感謝の気持ちで一杯です。
サプリメントを頂きましたでこのヒインコちゃんにも使わせ
て頂きます。
小鳥も消耗品の1部かも知りませんが可愛い可哀そうと思う
私の1部の気持ち、心は忘れては行けないと改めて感じさせ
られました。
ヨウムちゃん仕入れて良かったと思います。良い人に巡り合え
たから。
|
申し訳ございません。毛引き症のヨウムを販売したのは私です。
以下好意にして頂いて居るお客様??お友達???のブログをそのまま引用させて頂きました。
****************
タイトル「鳥を飼うと言う事」
初めてみた時から、どうしても気になって…しばらく考えてました。 この子が雛で、若くて綺麗なら、きっとウチにお迎えしてません。きっと誰か良い飼い主さんが現れるから心配しないでしょう。 ウチに迎えてからどんな風になるか…色々覚悟が要りました。 安易に購入なんて出来ません。これからずっと同じ時間を過ごしていく相手だからです。 この子は、何回も持ち主が変わってます。良い子ですが、ストレスも有ってか毛引きもしています。もう四歳位だそうで、あまり経歴もよく分かりません。
飼えなくなった大型鳥の末路は可哀想なものです。新しい飼い主さんの元で幸せになる鳥が多ければ良いのですが、残念ながら転々とする内に性格までも変わってしまう子達もいます。本当に悲しい事です。 長い寿命がある子達ですから、安易に里親募集やタダや安く …手に入れて欲しくありません。 飼育や餌代にもお金 がかかります。時には、病院代も…必要です。ペレットだけで育てるのも無理があると思います。 色々調べて大切に飼ってくれる飼い主さんなら幸せになるかもしれません。 「この子と生きていく」と決めたなら値段が高いなんて関係ないと思います。 大型鳥を飼っていらっしゃる方は、努力されています。悲しい子達を受け入れて世話をしていらっしゃる方もおられます。 みな「覚悟」をして飼っておられると思います。 自分が最期まで責任を持てないのに安易に里親募集を広めるのは、鳥にとって無責任だと思います。 サザナミさんのブリーダーさんは、私が「欲しい~ 」と言った時、最初「時間はありますからよく考えてください。」とおっしゃいました。色々調べました。飼い方、どこに住んでいてどんな鳥か、餌…。それから改めて連絡 してお迎えしました。 当たり前ですよね? 命ですから。安易にお迎えされたんでは鳥が可哀想ですから、私も理解出来ます。命を託されたんだと思っています。 小さな鳥でもそうですから長生きする鳥なら尚更だと思います。
ウチに来てから、この子は大分変わりました。 びっくりするほど色々喋って新しい言葉を覚えて、私にじゃれついて、ヤンチャして、勝手に扉を開けて得意気に嬉しそうにバタバタしています。

この子がいたショップの社長さんから丁寧なメール をいただきました。 とてもこの子を心配しておられました。 大丈夫ですよ。 私が飼うと決めたからには、どんな子であろうと受け入れる覚悟の上ですから…もう悲しい思いをさせたくありません。最期まで一緒に生きていきますね。命のバトンタッチをされたんだと…思っていますから。 どうぞ安心してくださいね。ずっと可愛いがります。いつか綺麗になったこの子を見てくださいね。 頑張ります。
***************
私が仕入れなかったらどうなって居た事でしょう・・・そしてT様に会えなかったら・・・感動感謝感激 |