キットウココ ペット部のブログ | クロカミインコ | 有限会社キットウココ

ＤＮＡに出して雌として解った個体。

クロカミインコは１０羽入荷して最終３羽徐々に色が

決まって来ていました。メスとして解った２羽と雄と

解った１羽との外見判断は大きさは雌の方が大きくて

の茶色っぽく出ている物、足の内股も茶が

多い感じ。今はＤＮＡ判定と言う手段が有る為多くの方が

利用されていて勘と経験だけでは身勝手な判断が

出来なく成りました。しかし高額な鳥なら良いですけど

見合わない金額の鳥ですとやはり勘を頼りにせざる

得ないですね。でも年寄りの我々にとっては以前はこんな

判断も楽しいものでした。「伊藤ちゃん、これ雄かな？」

「違うよ雌って言ってるよ」「そうだよねイトちゃんはスゲエな」

なんて言われていた物でした。

たまに間違っていても喧嘩には成りませんでした。

笑い話で済ませれた時代でしたね。

小鳥を商売として、さえしなければこんな会話で

済むんでしょうが？？お金を取るって事は難しいです。

いつの間にか私も雄雌無判別などと明記してしまうように

成りました。１００％保証できませんなどと

うたってしまします。

折角小鳥の販売をしているので沢山の小鳥を扱うチャンスなので、今はやりのＤＮＡ判定に出さなくても経験と勘を付けなくては・・・・少ない時間ですが沢山の個体を扱わせて頂いて居る以上１羽１羽売れるまでは会社のお金ですので感謝を持って接しなくては。

雄として残って居た個体です。後頭部に違いが有る感じですが。はたして。

さて如何な物かと写真に収めて置きました。インコ系の多くは１年以上して来ますと恥骨の開きと竜骨から恥骨までの長さと掴んだ感じの柔らかい？硬い？？かなの感じで確率的にはちょっと自信が持てると書くと怒られてしまいますのでこんな感じです。

ＤＮＡに出す前に予め雄雌で自分なりに前もってメモって置きます。今回の南米物はシモフリ・キビタイなど１００％当たって居ました。小鳥も見た感じとか特徴をメモって置きます。

ただ若い鳥は難しいのですが今回のクロカミインコも大分親羽に成っていてお渡しする前に肛門部を確認しましたら恥骨より竜骨との距離に雄雌の特徴が出て居ました。

ただ今もって難しいインコにサザナミインコが居ます。３年間で２０００羽以上のサザナミをいじってノーマルの尾羽の色の違いは判れど他の色の個体で顔の形や個体差、掴んだ感じ、恥骨など販売した先で繁殖できたと喜びのメールを頂く度とになんて自分って凄いんだろうと自負していましたがＤＮＡ判定に出してから全く解らなくなってしまいました。

今自分が飼育しているルチノーは掴んだ感じも恥骨もがばがばなのに雄なのです。止まり木にしきりに交尾行動しています。

あとウロコインコですが私の飼育しているウロコインコ９羽中１羽だけ私は雌だと思って確信してＤＮＡ判定にも疑って２度出しましたが２度とも雄でかえってきています。しかし２歳に成るのに未だに交尾したところも見ていないし繁殖できていません・・・

小鳥仲間での話で一番おもしろいのは雄雌談義だと思います・・是非自分の小鳥を良く観察して自分なりに雄雌を外見から判断できるように頑張って見て下さい。レース鳩を長年やっている人は掴んで雄雌を頬１００％近い確率で当てます。また会話が面白い・・この鳩アメリカ人だとかベルギー・フランスだとかまた外人の作者の名前まで話に成るんですよ。車で言うとアメ車とかトヨタとかクラウンとか知らない人だったらレース鳩会の世界はほんと宇宙人的会話です。