キットウココ ペット部のブログ | カラーカナリヤの種類が沢山あり過ぎて見分けが付けれない | 有限会社キットウココ

個人輸入業者のサイトウカナリーさんと最近お付き合いを

させて頂いてからカナリヤの？？？を２枚頂いた。

前から持っていた１枚とで３枚になった。

疑問が湧いて来た。赤カナリヤの有覆である。何やらきちっと名前

が付いているではないか

右の大きな２枚を頂いた。あまりにも大きいのでアスクルから

購入して額に入れた

無覆に有覆。赤はこの２タイプで繁殖する事が決まりだと今でも

思い込んでいた。

ショップを初めて１０年ちょっと。まあ色んな色のカナリヤが

入って来るし大きさもまちまちで組み合わせる事も何だかおかしいような

ポスターを見て私の思っていた当たり前が少しずれそうになった。

赤も色んな色がある

カナリヤにはスタイルカナリヤと鳴きを競うローラーカナリヤにいろんな色のカラーカナリヤが居る。姿かたちは異なれど全てのカナリヤは交雑出来る。それだけに色んな色や形も変わって来る品種としての見極めは難しい。ただ鳴き声の異なるローラーカナリヤは口を開かず喉を膨らませて囀るので他のカナリヤと囀りが全く異なって来る。私の若い頃はカナリヤと言えば赤かレモン、色落ちしたかのオレンジそして羽の先が白くなる有覆無覆で目ずら良いと言ったらデモフィックカナリヤが居た。白いカナリヤはいたけど白は文鳥をイメージしてしまう為あまり人気が無かった。

デモフックだと思い込んでいてもモザイクカナリヤと書かれていたり入荷して来たものの呼び名も色がはっきりしたものは分かるが中間の色には見分けが付かない

昨年最も大きかった関東のカナリヤクラブがついに幕をしめた。昭和２０年代を支えて来た純粋な日本人。戦前を知り戦後生き抜いてきた世代が消えていくような寂しい感じになる。こんなに色んな色のカナリヤが居たのだと思うと小鳥飼育にも陰りが見えて来た感じで寂しくなる。

どこのスーパーに行っても１０００円もする大根やキャベツを見た事が無いように小鳥を売る仕事をして何処よりも安く売ることに優越感や競争意識が働くと徐々に辞めたくなってくる。そんな中サイトウカナリーの斎藤氏が５万、１０万と言うセキセイインコを持って来てから今私の中に火が付いた。商売する前は私の仲間にも良いものは良い悪いものは悪いと見極めが出来た趣味である。良いものを作る楽しさ。無駄な繁殖はせずひたすら自慢できる物だった。

私は昭和３０年代。２０年代の他人から褒められることが嬉しかったような気がする。

何よりも良い鳥を良い小屋を作って皆に見せる事の喜びも有った気がする。

カナリヤの面白さを知る前に時代の最後に近いているようだ。